2021年9月2日木曜日

ウクレレビジネスをマーケティングの視点で考えてみた

以前に考えた、趣味のウクレレ製作をビジネスにするには、というブログの続きの続きです。(別ブログの派生形です)


先日、私の所属する社団法人プラットフォーム戦略協会(R)の代表である平野敦士カール教授がマーケティングの書籍を読み返しました。↓
で、ニッチ市場のウクレレ販売戦略を、前回の現場感的な販売戦略とは正反対の、ロジカル思考でマーケティングを駆使して戦略を立てたら、、、、と、考えてみると、ニッチ産業なら「ゼロ0→事業展開」でも結構イケると考えられましたので、今回は簡単に私の備忘録的に書いてみました。




大学4年間のマーケティング見るだけノート
しかし、この書籍はマーケティング入口としては非常に秀逸だと思います。
「経営学見るだけノート」に引き続き素人でもわかりやすい内容のマーケティングの教書ですよ。




ウクレレを製造販売するビジネスとした場合、製作するという上流の過程はさておき、バックエンドは「売る」という事だと誰もが知るところだと思います。

(↑時折、この考え方に理解できない方が居る…)

では、どうすれば順調に売る事が出来て利益を確保し、継続的にビジネスを運営できるかの戦略を考えてみました。

時間があれば、あなたも一度考えてみませんか? 考えること自体が勉強になります。




〜〜ウクレレ製造販売ビジネスについてマーケティング視点での考察〜〜


私の部屋の東壁面はウクレレが並んでいる




先ずはマーケティングの基本である R-STP-4Pを考察してみよう。

R=リサーチ
市場にどれだけウクレレを欲しいと思う人がいるのか?
ギターを欲する人は多いが、ウクレレを欲する人は少数だろう。
同業他社がどれだけあって、どれだけの本数を市場に投入しているのか?
国内で本格的なウクレレを製造販売しているメーカーは恐らく6社、海外からの輸入によるy有名メーカーは4社だと思います(現在国内で流通しているメーカー)。
それら10社の生産本数(国内での流通本数)は…調べてみると、、、、
えっ? 私の想像を超えた本数がは日々生産されているではありませんか!大手メーカーなら1社で月産2000台程度の様です。
これを知ると、マーケットはある程度の大きさがある事が伺える。

S=セグメンテーション
ウクレレを購入する人はどんな人なの?何を求めているの?その項目を分類をしてみた。
・ギターより簡単そうだと思う人
・ウクレレは安価なので買いやすそうと思っている人
・保管場所が限られている
・演奏しやすい
・良い音が鳴る
・小さいのに大きい音が鳴る
・ウクレレ本体の材料にこだわる
・ウクレレ本体の仕上げの美しさ
・ウクレレ本体の装飾デザインの美しさ
・希少価値を求める
・価格におけるコストパフォーマンス
いくらでも書ける位に沢山思い浮かびます(^^;;;

もっと他にもあると思うけど、私の作るウクレレのポイントは↓
・ウクレレ本体の仕上げの美しさ
・ウクレレ本体の装飾デザインの美しさ
・価格におけるコストパフォーマンス
この3点に絞り製作する事となる。
他の項目を含む製作となると、コストが上がり過ぎたり、安易に買えないものとなる可能性がある。

購入者の分類では、10歳代から始まり、私の知人の80歳のハワイアンバンドのウクレレ奏者迄、幅広い年齢層がいる事が分かっている。

T=ターゲティング
先ずは一般的にウクレレを演奏する対象を考えると、音楽を楽しむ人が対象だと当たり前的に考えられる。その中から「ギターだと大きいし、それ程本格的な演奏をする訳では無い」とする対象や、ハワイアンが好きな方など、ライトな感覚で弦楽器を楽しむ人に対して訴求する。
そして、私の作るウクレレの特性上、その中から上記の装飾の美しさと、コストパフォーマンスを求める奏者をターゲットとする。

P=ポジショニング
大手メーカーには製作できないものを売る立場の極小メーカーとして存在する事が当面はBest。
大手メーカーとは違い小ロットなので、特にデザイン面では自由度が高いという特性を生かせる為に、大企業有名メーカーと差別化できる。


自作ウクレレ沢山ある中の 自信作です(^^;




4P(マーケティングミックス)では

P=プロダクト
ハンドメイド(手作業による)による想いのこもったウクレレを

P=プレイス
基本的にはネット通販での直販、又は有名楽器店への卸販売で(選択方法は戦略にて違う)

P=プライス
著名メーカーの価格帯を視野に入れ、リーズナブル価格でコストパフォーマンス的差別化を計り、所有満足度を計測する。

P=プロモーション
販売スタート時点では、楽天やヤフーなどのショッピングサイトやオークションにてウクレレを求める人々にアテンションをかけて、顧客の嗜好性を調査しながら生産&販売していく。

ここで言う「求める人々の定義」は内緒です(^^;;;
知りたい人はコンサル契約してね! ←コンサルフィーはいくらでもOK!


別のブログでも書きましたが、小ロット生産のメーカー(家族企業レベル)では、上記のR-STP-4Pのマーケティングのポイントさえ押えれば、結構良いところまで成長戦略狙っていけると思いますよ。



以上、スマホで文字入力しながらザックリとした内容で、言葉にしただけなので、ポイントが少しズレているかもしれませんが、最初にこの様な思考に行動を寄り添わせると、もし 順調にいかない時、振り返って改善点を探す事ができると思うのは私だけかな?



後記: 今回このブログを書くのに、オイラって思った程にマーケティングを分かってないな~て事がわかりました。もっと基礎勉強と事例研究をしないといけないですね…反省



2021年8月31日火曜日

暇な時期があったんだな~と思い出す

 昨年、引っ越しをして、未だに整理中なんですが、、、

懐かしいモノが出てきました。

これは無事に残っています

こちらは土台から外れてしまってるが治せない。。


約30年程前に魚釣りが日常だった当時に、拾ってきた小枝をカッターナイフで削り出したオブジェです。

3個作った記憶ありますが、1個は友人にプレゼントしたので、2個が手元にありました。


ケースはアクリル板をドライヤーで熱して曲げて作った自作、そしてケースの中には当時一番良くて使っていたタイプのFlyを入れてます。見えるかな~ライトケイヒル


 Fly Fishing(特に山岳渓流の毛鉤釣り)の醍醐味は”Dry Fly”(フローティング)だと思っていたので、ニンフやストリーマーは余り使わなかったですね。


そして、今のViolin趣味と同様で、どんどん”道具”自体に興味が移り変わり、バンブーロッドの製作などに手を付ける始末、、、、


結局バンブーロッドは上手に作れずに終わりました(^^;;;